なりすまし

ニューメキシコ州ロズウェルで喉をやられて帰ってきて軽い喘息のようになり、ちょっと声がおかしい。声が違うと同僚にも言われた。

ロズウェルから帰ってきたら声が違う

って完全に宇宙人に入れ替わってるやつじゃん。

声以外にも服の趣味が違っていたり、空に向かって何か発信してたら仕方ないなと思ってほしい(宇宙人なので)。

本物のおれはきっとまだロズウェルにいるだろう。

ロズウェルの景色。永井博(ロングバケーションのジャケットを描いた人)のイラストみたい

出張前の仕事をよく忘れてても仕方ない。入れ替わっちゃってるのだから。

おぎのめ

ムーンライダーズというバンドが好きで、それを知っている知人がボーカルの鈴木慶一さんにサインをもらってくれた。知人というか、ロフトプラスワン勤務時代の横山さん(カルカル店長)だが。

「サインをもらうときに慶一さんに『やぎの目って知ってますか?』と聞いたらさ、『知ってるよ。いい脱ぎっぷりだった』って言ってた」

と言いながらサインをくれた。

「なんのことかよくわかんないんだけど」

と横山さんは言っていたが明らかにそれは荻野目洋子のことである。

 

ひと月ぶり

なんとひと月も更新してなかった。

そのあいだにウェブメディアを集めたイベントを開催したり、アメリカに行ったり、歯の詰め物が取れたりしていた。

アメリカには数回しか行ったことがないが、行くたびに気遣いの国だなと思う。ハーイとか誰でも声をかけるのは自分に悪意がないことを表すため、相手を安心させるためだろう。落としたものを拾ってくれたり、ドアをあけたままおさえている人もたくさんいる。

仕事の会話でもそうらしい。僕は英語で2語以上の文をしゃべれないのでわからないが、英語を話せる駐在員から聞いた。

アメリカ駐在になったので『アメリカらしい』ストレートな言い方を心がけていたら、しばらくして「もうちょっと丁寧な言い方をしないとトラブルになるかもよ」とアメリカ人に言われたそうだ。

アメリカ人に!

アメリカ人はストレートに物を言うというのは誰が受け付けたイメージなんだろう。石原慎太郎だろうか(NOといえる日本!)、ドロンパだろうか。

ドロンパ説は前も書いた気がするが、もう書いちゃったからいいや。

リフトですれ違うと恥ずかしい

すれ違って一番恥ずかしいのはリフトだ。

むかしデイリーポータルZ編集部の石川くんと松山に行った。夜に共通の仕事を済ませて、翌日は互いに別の取材があるので別行動である。

ところで松山城は山の上にあるので行くためのリフトがある。翌日、僕がリフトで山に登っていると、向かいから彼が降りてきた。

前の日に仕事を終えた後に居酒屋で仕事について語ったりしたから照れくさい。そもそもリフトの椅子にちょこんと座っている姿が恥ずかしい。

「あ、城?」
「ええ…はい」

会話もどうしようもない。もごもごしているあいだにリフトはすれ違って終わりである。ゴロゴロゴロゴロ(リフトの音)。

爆笑でもシニカルでもない、奇妙な体験だったと思う。

20世紀

2月15日のイベントはWebやぎの目とWeekly Teinou 蜂 Womanの20周年である。

古いネタないかと思って20世紀に撮った写真を見ていると、いまは見かけなくなったものがある。


こういう廃車ってむかしは空き地によくあった気がする。


絶対やんねーよという注意書きも最近見かけない


PASMOができるずっと前、都営地下鉄は独自のTカードというのを発行していて、そのポスターが適当だった。


実家のFAXは2000年を超えられずに1999年の翌年は1901年になった。そのまま2003年まで使っていた写真。


磁気カードの時代は使用済みカードの回収箱があった。


こんな大胆な看板最近見かけない。


これは2004年の写真だけど、さくらやとかボーダフォンとかNOVAとかいろいろないものがある。

イベントは水曜日。2月15日18:30オープン 19:30スタート たぶん22:00ぐらいまで。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

来場者には林雄司ポストカードをプレゼント

こういうのふざけて入稿しても翌々日には来るからすごい。このほか、YujiPigeonフィギュアとハトマスクも販売します。

しょんぼりした犬

15日のイベントに向けて過去20年近くの写真を見返している。猫が好きだと思っていたのだが、犬の写真もずいぶん撮っていることも気づいた。

どれもしょんぼりした犬ばかり。






しょんぼりしてる猫も


顔は立派なのに臆病な犬


なんでこの写真撮ったんだろう?と思ったら


すごい横目で見てた


笑いすぎ


しかし写真を見て思うのは20年ぐらい前はつながれてない犬がいたんだなということである。

2月15日。犬の写真が見たい人はロフト9に来てください。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

 

パリピ

風邪をひいたり治ったりまたひいたりの1週間だった

喫茶店で横に座った若者ふたりが

「パリピじゃーん」
「パリピじゃないよー」

と言っていた。何を言っているのか。パリピがパーティーする人たちという意味であることは知っているが、それだけで会話しているのを聞くと不思議な感覚になる。

刑務所に入ってて久しぶりにシャバに出てきた人はこんな気持だろうか。

しかも不思議なのは

「オタクじゃーん」
「オタクじゃないよ-」

ではなくて、社交的であることを否定していることだ。パリピという言葉に含む嘲笑のニュアンスはわかるけど。みんな2000年頃のロフトプラスワンの客みたいになった。

いよいよ2月15日。イベント。ロフトプラスワンの血を引くロフト9で。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

 

理屈

理屈があっていても、それで説明できているのか不安になる。

・同僚がSNSのアカウント名を民族楽器の名前にしていた。理由を聞くとそれをやっていたからとのこと。なるほど、だが、自分に関わったたくさんのもののなかでそれを選んだ理由はわからないままだ。

・バンドの10ccの名前は一回の射精で出る精子の量が由来だが、なぜそれを選んだのか。

・勢揃坂という地名は昔、武将が奥州遠征するときに部下を揃えたからだという。宮沢章夫かえのきどいちろうか忘れてしまったが、なぜ勢揃いしたことを名前にしたのか、と書いていた。確かに奥州征伐という大きな目的ではなく「勢揃い」が名前である。

・寒いからおでんにした、という話は理屈が通っているが、ホットヨガに行くとか南国に引っ越すという選択肢を選ばなかったのはなぜかが分からない。

実はたいていはなんとなくなんだけど、説明しやすいように理屈を作っているのかもしれない。理由を聞かれたら堂々と「なんとなくです!」と言っていこう。

オリンピックスタジアムもブルドーザースタジアムという名前でもいいわけだ。作るときにブルドーザー使うから。その名前にしたら世界中をもやっとさせることができて愉快だと思う。

理屈っぽい話になってしまったがイベントではスカッとした内容になる予定。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

 

伏線は回収されない

現実では伏線が回収されることはまずない。

僕が家でヘッドホンをいつも探しているのも、なにか理由があって「そうか、わかったぞ!だからいつもヘッドホンを探していたんだ!」みたいなことはない。強いて言えばバカだから、ぐらいしかない。

宮城さんの髪型がちょんまげなのも北村さんがいつもサンダルを履いているのも回収されない。

そういうものだと思うしかない。

むかし見た山手線の車内モニターのクイズ「ペットボトル入りの牛乳はなぜないのでしょう」の答えが「そういうものだから」だった。

2月15日、ロフト9でイベントがあるから来るように。



2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

頭の悪い選択肢

選択問題のステ案みたいな選択肢が大好きだ。例えば

・アルコールは身体にいいのでどんどん飲んで良い(健康に関するチェックのようなもので)
・パスワードは覚えやすい123456のようなものが良い(セキュリティに関するeラーニングで)
・ボールはその場で空中に静止する(移動する台車からボールを投げたら的な物理の問題で)

このようなものだ。

「正しいものを全て選びなさい」のパターンでよく登場する。全部正解だとあれだからひとつ入れておくか、というテンションで書いたものだろう。公式のテストではなく、学校や職場の手作りテストに多い。

こういう頭の悪い選択肢ばかり集めたいんだけど、どこを探せばいいだろう。