webやぎの目:2011年09月

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参道 (2011.9.18 Sun 02:31)

江戸時代の神社参拝はレジャーとしての側面もあったとはよく聞く話である。

参道や境内に出店が出て飲食ができたり、珍しいみやげものがあったという。時代劇や落語にそういうシーンがよく登場する。

現代だといまいちピンとこないなと思っていたが、そういえば表参道が参道だった。明治神宮への。

たしかに参道沿いにうまいものを食べさせる店があって、珍しいものを売っている。
あれが江戸庶民がお参りに行く動機だと思うと合点がいく。

表参道に遊びに行くことは鬼平犯科帳に登場する町民がお参りにいくのと同じことなのかもしれない。
そういう目で表参道ヒルズを見ると鬼平気分である。


珈琲 (2011.9.12 Mon 04:24)

都内のとある住宅街に豆にこだわっている喫茶店があった。

ガラス張りで奥行きが長い店内、緑色の漢字のロゴ。しゃれた店であることがわかる。

だけど、珈琲館に似てるのだ。

有名な店を意識するのならまだわかるのだが、珈琲館は盲点だった。わりとどこにでもある珈琲館に似せるメリットが分からない。いや、珈琲館はゆったりしていてスポーツ新聞も充実しているいい喫茶店である。スタバと珈琲館があったら珈琲館に行く。

だけどこだわりの店がチェーンの店に似ちゃったのは逆だと思うのだ。

たとえば入手困難な薬草を扱う中国奥地の店がマツモトキヨシそっくりだったら…おもしろい。そうか、おもしろいからいいか。


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