知ってるけど見たことないランド

「誰も見たことないけど誰もが知ってるもの」をよく考える。
語尾がザマスの金持ちや掛け軸の裏にある穴とか。娘のボーイフレンドを猟銃で追い返す貴族もいい。

焼酎のCMでカメラに向かって話す石原さとみも同じかもしれない。少しファンタジー要素が入っている。
坂道の上でオレンジをぶちまける女性と仲良くなるとか、街でたまたま助けたおばあさんが跡取りがいない大富豪だったとかもファンタジーだ。

いつかディズニーランドのような「知ってるけど見たことないランド」を作りたい。魔法のないファンタジーの国。

石油王や子犬を拾う不良がうろうろしてて、一緒に写真が撮れるランドだ。

iPad Proカバー

iPad Proを買ってしまった。紙の触感に近いフィルムを貼ると紙のノートのように手書きメモがとれるというのが魅力的で、買ってしまったのだ。

しかしアップルペンシルがなくなりそうで怖い。専用のケースが売れているがどれも本革製とかでかっこ悪い。革にして大事にしちゃったりしているところが機械に使われている感じがある。

なのでカバーを自作した。

amazonのダンボールを切って作った。アップルペンシルを入れるポケットもある。

カーペットにポツポツと落ちているのはダンボール工作のカスである。

ダンボール工作のいいところはガムテで雑に固定しても色のコーディネートがされるところである。

本体とカバーはベルクロで固定した。

ふたを閉じるのは輪ゴム。輪ゴムもガムテで固定してある。

カメラの穴もあけた。

これなら汚れても平気だし、なんだったらケースに直接メモを取ってしまってもいい。

手にとってみると予想以上にしっくりくる。僕が主でiPadは従であることがはっきりした。

猿回しは最初に猿に噛み付いて、自分が主人であることを教えるのだという。やってることはそれに近い。

突然ファウンテン

昨日は昼から外で撮影をしていた。予想よりも早く終わったので、手伝ってくれた同僚にごはんでも食べようかと話した。

朝ごはんが遅かったのでそんなに腹も減ってなかったのだが、さっさと会社に帰るには早いかと思って言ってしまった。

だから軽いところがいい。

そう思って店を探していたが、なぜかランチ食べ放題の店に入ってしまった。しかもその店のデザートコーナーにはチョコレートファウンテンがあったのだ。

ランチを食べたあと、せっかくだからあれやっとくか!などと言ってワッフルにチョコレートをかけている。

なんで僕は普通の日(このあとも打ち合わせが3件ある)にチョコレートファウンテンでチョコレートをかけているのか。そもそもこれが人生三回目ぐらいじゃないか。チョコレートファウンテンの。

軽いランチがいいのに食べ放題に入り、チョコレートがかかったワッフルを食べている。

僕は本当に自分の人生を自分の意志で決めているのだろうか。

なんて考えてみたけど、突然チョコレートファウンテンの人生もいい。

うがい下手

僕のうがいはうるさい。

うがいをするときに声を出しながら息を吐くからだ。「あーーーー」と言いながらうがいをしている。声を出さないようにしようとしても、うまくできない。

はっきりと気づいたのは最近である。Airbnbで同僚と泊まったときに指摘された。

そういえば会社で僕のうがいの音が廊下まで聞こえると言われたことがあった。冗談だと思っていたがそういうことだったのか。

妻に聞いたらそうだ(うるさい)とのこと。

これまで僕のまわりの人はこいつのうがいうるせえなと思っていたのだろう。勝手にうるさくしておいてなんだが、誰か教えてほしかった。

ほかの人と同じうがいだと思っていた。

人と同じだと思っていたのに実は違う、それに40年以上気付かなかった。こういうことはほかにもあるかもしれない。僕がパンツだと思っているものは実はシャツかもしれない。

下手なくせに外から帰ってきたら必ずうがい手洗いをする。

なりすまし

ニューメキシコ州ロズウェルで喉をやられて帰ってきて軽い喘息のようになり、ちょっと声がおかしい。声が違うと同僚にも言われた。

ロズウェルから帰ってきたら声が違う

って完全に宇宙人に入れ替わってるやつじゃん。

声以外にも服の趣味が違っていたり、空に向かって何か発信してたら仕方ないなと思ってほしい(宇宙人なので)。

本物のおれはきっとまだロズウェルにいるだろう。

ロズウェルの景色。永井博(ロングバケーションのジャケットを描いた人)のイラストみたい

出張前の仕事をよく忘れてても仕方ない。入れ替わっちゃってるのだから。

おぎのめ

ムーンライダーズというバンドが好きで、それを知っている知人がボーカルの鈴木慶一さんにサインをもらってくれた。知人というか、ロフトプラスワン勤務時代の横山さん(カルカル店長)だが。

「サインをもらうときに慶一さんに『やぎの目って知ってますか?』と聞いたらさ、『知ってるよ。いい脱ぎっぷりだった』って言ってた」

と言いながらサインをくれた。

「なんのことかよくわかんないんだけど」

と横山さんは言っていたが明らかにそれは荻野目洋子のことである。

 

ひと月ぶり

なんとひと月も更新してなかった。

そのあいだにウェブメディアを集めたイベントを開催したり、アメリカに行ったり、歯の詰め物が取れたりしていた。

アメリカには数回しか行ったことがないが、行くたびに気遣いの国だなと思う。ハーイとか誰でも声をかけるのは自分に悪意がないことを表すため、相手を安心させるためだろう。落としたものを拾ってくれたり、ドアをあけたままおさえている人もたくさんいる。

仕事の会話でもそうらしい。僕は英語で2語以上の文をしゃべれないのでわからないが、英語を話せる駐在員から聞いた。

アメリカ駐在になったので『アメリカらしい』ストレートな言い方を心がけていたら、しばらくして「もうちょっと丁寧な言い方をしないとトラブルになるかもよ」とアメリカ人に言われたそうだ。

アメリカ人に!

アメリカ人はストレートに物を言うというのは誰が受け付けたイメージなんだろう。石原慎太郎だろうか(NOといえる日本!)、ドロンパだろうか。

ドロンパ説は前も書いた気がするが、もう書いちゃったからいいや。

リフトですれ違うと恥ずかしい

すれ違って一番恥ずかしいのはリフトだ。

むかしデイリーポータルZ編集部の石川くんと松山に行った。夜に共通の仕事を済ませて、翌日は互いに別の取材があるので別行動である。

ところで松山城は山の上にあるので行くためのリフトがある。翌日、僕がリフトで山に登っていると、向かいから彼が降りてきた。

前の日に仕事を終えた後に居酒屋で仕事について語ったりしたから照れくさい。そもそもリフトの椅子にちょこんと座っている姿が恥ずかしい。

「あ、城?」
「ええ…はい」

会話もどうしようもない。もごもごしているあいだにリフトはすれ違って終わりである。ゴロゴロゴロゴロ(リフトの音)。

爆笑でもシニカルでもない、奇妙な体験だったと思う。

20世紀

2月15日のイベントはWebやぎの目とWeekly Teinou 蜂 Womanの20周年である。

古いネタないかと思って20世紀に撮った写真を見ていると、いまは見かけなくなったものがある。


こういう廃車ってむかしは空き地によくあった気がする。


絶対やんねーよという注意書きも最近見かけない


PASMOができるずっと前、都営地下鉄は独自のTカードというのを発行していて、そのポスターが適当だった。


実家のFAXは2000年を超えられずに1999年の翌年は1901年になった。そのまま2003年まで使っていた写真。


磁気カードの時代は使用済みカードの回収箱があった。


こんな大胆な看板最近見かけない。


これは2004年の写真だけど、さくらやとかボーダフォンとかNOVAとかいろいろないものがある。

イベントは水曜日。2月15日18:30オープン 19:30スタート たぶん22:00ぐらいまで。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

来場者には林雄司ポストカードをプレゼント

こういうのふざけて入稿しても翌々日には来るからすごい。このほか、YujiPigeonフィギュアとハトマスクも販売します。

しょんぼりした犬

15日のイベントに向けて過去20年近くの写真を見返している。猫が好きだと思っていたのだが、犬の写真もずいぶん撮っていることも気づいた。

どれもしょんぼりした犬ばかり。






しょんぼりしてる猫も


顔は立派なのに臆病な犬


なんでこの写真撮ったんだろう?と思ったら


すごい横目で見てた


笑いすぎ


しかし写真を見て思うのは20年ぐらい前はつながれてない犬がいたんだなということである。

2月15日。犬の写真が見たい人はロフト9に来てください。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~