しょんぼりした犬

15日のイベントに向けて過去20年近くの写真を見返している。猫が好きだと思っていたのだが、犬の写真もずいぶん撮っていることも気づいた。

どれもしょんぼりした犬ばかり。






しょんぼりしてる猫も


顔は立派なのに臆病な犬


なんでこの写真撮ったんだろう?と思ったら


すごい横目で見てた


笑いすぎ


しかし写真を見て思うのは20年ぐらい前はつながれてない犬がいたんだなということである。

2月15日。犬の写真が見たい人はロフト9に来てください。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

 

パリピ

風邪をひいたり治ったりまたひいたりの1週間だった

喫茶店で横に座った若者ふたりが

「パリピじゃーん」
「パリピじゃないよー」

と言っていた。何を言っているのか。パリピがパーティーする人たちという意味であることは知っているが、それだけで会話しているのを聞くと不思議な感覚になる。

刑務所に入ってて久しぶりにシャバに出てきた人はこんな気持だろうか。

しかも不思議なのは

「オタクじゃーん」
「オタクじゃないよ-」

ではなくて、社交的であることを否定していることだ。パリピという言葉に含む嘲笑のニュアンスはわかるけど。みんな2000年頃のロフトプラスワンの客みたいになった。

いよいよ2月15日。イベント。ロフトプラスワンの血を引くロフト9で。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

 

理屈

理屈があっていても、それで説明できているのか不安になる。

・同僚がSNSのアカウント名を民族楽器の名前にしていた。理由を聞くとそれをやっていたからとのこと。なるほど、だが、自分に関わったたくさんのもののなかでそれを選んだ理由はわからないままだ。

・バンドの10ccの名前は一回の射精で出る精子の量が由来だが、なぜそれを選んだのか。

・勢揃坂という地名は昔、武将が奥州遠征するときに部下を揃えたからだという。宮沢章夫かえのきどいちろうか忘れてしまったが、なぜ勢揃いしたことを名前にしたのか、と書いていた。確かに奥州征伐という大きな目的ではなく「勢揃い」が名前である。

・寒いからおでんにした、という話は理屈が通っているが、ホットヨガに行くとか南国に引っ越すという選択肢を選ばなかったのはなぜかが分からない。

実はたいていはなんとなくなんだけど、説明しやすいように理屈を作っているのかもしれない。理由を聞かれたら堂々と「なんとなくです!」と言っていこう。

オリンピックスタジアムもブルドーザースタジアムという名前でもいいわけだ。作るときにブルドーザー使うから。その名前にしたら世界中をもやっとさせることができて愉快だと思う。

理屈っぽい話になってしまったがイベントではスカッとした内容になる予定。

2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

 

伏線は回収されない

現実では伏線が回収されることはまずない。

僕が家でヘッドホンをいつも探しているのも、なにか理由があって「そうか、わかったぞ!だからいつもヘッドホンを探していたんだ!」みたいなことはない。強いて言えばバカだから、ぐらいしかない。

宮城さんの髪型がちょんまげなのも北村さんがいつもサンダルを履いているのも回収されない。

そういうものだと思うしかない。

むかし見た山手線の車内モニターのクイズ「ペットボトル入りの牛乳はなぜないのでしょう」の答えが「そういうものだから」だった。

2月15日、ロフト9でイベントがあるから来るように。



2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

頭の悪い選択肢

選択問題のステ案みたいな選択肢が大好きだ。例えば

・アルコールは身体にいいのでどんどん飲んで良い(健康に関するチェックのようなもので)
・パスワードは覚えやすい123456のようなものが良い(セキュリティに関するeラーニングで)
・ボールはその場で空中に静止する(移動する台車からボールを投げたら的な物理の問題で)

このようなものだ。

「正しいものを全て選びなさい」のパターンでよく登場する。全部正解だとあれだからひとつ入れておくか、というテンションで書いたものだろう。公式のテストではなく、学校や職場の手作りテストに多い。

こういう頭の悪い選択肢ばかり集めたいんだけど、どこを探せばいいだろう。

古本筒

数週間前、近所を散歩していたら住宅街に古本屋があるのを見つけた。

その店はプレハブ小屋で、入り口のサッシを開けて入る。店の床はギシギシ言う板張りで、簡単にたわむので板は相当薄いことがわかる。本棚に挟まれた通路はようやく人がすれ違えるぐらいの幅しかない。

店主が奥にいる。奥の本棚の本を見ようとすると、店主はそのまま奥の出口から出ていった。ところてん方式である。店主なのに。

本を見ていると、店から押し出された店主が地面にぽつんと立っているのが横目に見えた。

僕がまた手前に戻って本を見ていると、また店主が奥から店に入ってくる。

言ってみればこの店は筒だ。古本屋じゃなくて古本筒だ。

いい店だ。また行こうと思ってるけどまだ行けてない。


2/15イベント。やぎハチ20!~やぎの目 林雄司 Weekly Teinou 蜂 Woman 土屋遊 開設20周年記念~

かっこわるいSiri

テーブルにおいてあったiPhoneが急に「いえいえ、お礼を言いたいのは私の方ですよ」といい出した。

調べてみたらこういうことらしい。
・ポケットでヘッドホンのボタンが押されてSiriが起動していた。
・「それあとでやるから」みたいなどうでもいい会話を「サンキュー○○○」と聞き間違える(○○○は文字化けのような意味不明の言葉)
・それに対して「いえいえ、お礼を言いたいのは私の方ですよ」と言ったのだ。

かっこわるい!

人の会話を自分への感謝だと勘違いしてお礼を言ったのだ。人だったら最高に赤面ものである。

AIをこうやってだましていくのはきっとこれからのライフワークになるな、と思った。

もうだめだ→もういいや

日常で「もうだめだ」と思うことがある。

・起きたら集合時間の1時間後だった
・飛行機の時間を間違えて空港に行く
・高速バスのサービスエリアで取り残される

そういう瞬間を集めるのはどうかなと思ったのだが、そのあとに来る「もういいや」のほうがカタルシスであることに気づいた。

・遅刻しそうになって走ってたけどあきらめたときの空の広さ
・飛行機に乗り遅れたのでビールを飲んじゃう
・遅れているのに朝風呂に入る

なんだ、おれ自由じゃんと気づく瞬間である。通りすがりに唐突にカラオケ屋に入ってもいいのだ。

こういうことばかりしているので法令遵守じゃなくて常識遵守の力が弱いなと思うことはある。常識コンプライアンス。

寒さも暗さも感じてなかった

毎日寒い。数年前から冬が辛い。寒いからだ。

10年ぐらい前にしばれフェスとか極寒の焼肉祭りとか寒いところの取材ばかりしていたが、実はそんなに寒さを感じてなかった。寒くておもしれーぐらいの感じだった。

だが、いまは寒い。あと、夜に暗いなと感じるようになった。

前は夜に暗いということを意識してなかった。そういえば暗いな、ぐらいだった。

寒さも暗さも感じてなかったのだ。

いったい脳からなにが出ていたんだろう。

猿の記憶

ニュートンに類人猿が大型のネコ科動物に狙われているイラストが載っていた。数十万年前の想像図である。

ぽてぽてと歩く類人猿を樹の上のヒョウみたいな動物が見ているのだ。たぶんこのあと食われる。

猿が人になって道具を発明するまで大型の肉食動物に食われまくっていたのだろう。

別の雑誌ではインドで呪術にヒョウの毛皮が使われているという記事を読んだ。

食われまくった猿の子孫としてはヒョウは強くて怖い存在だから、その毛皮を着るのは自分を立派に見せる方法として納得がいく。

大阪のおばちゃんがヒョウ柄を着るのもそういう背景があるのだ。猿の記憶が。

おれ最近こんなことばっかり書いてるな。