とんがり帽子

クリスマスというのはお父さんがスナックとかキャバレーでやるイベントだったという説を聞いたことがある(日本に限っての話)
スーツ着たサラリーマンがとんがり帽子をかぶってうえーいと酔っ払うやつだ。昔のまんがや植木等の映画に出てきそうである。
それが若者のあいだでデートの口実になり、家庭で楽しむものになった。そしてハロウィンに負けた。
ハロウィンも若者が主にセクシーなコスプレをするイベントとして登場して、子どもの集まりでやるようになって普及した。
大人むけのイベントから始まるという流れがあるみたいだ。
ということは次はいま大人しかやってないイベントが普及するかもしれない。年末挨拶だろうか。

できないことを口にする

土曜日に松山に行ってきた。和田ラヂヲさんのラジオの公開録音に呼んでもらったからだ。

和田ラヂヲさんとは初対面だったが笑いのツボがいっしょでうまく話せたと思う。そのあと飲みに行った。3時まで飲んだ。

しかしメーカーフェア開催中だったので翌日の朝イチの飛行機で東京に帰る予定にしているのだ。飛行機は7時35分発。6時30分にホテルを出るので6時ぐらいには起きなければならない。

心配する周囲の人に「まあ酔うと眠りが浅くなるので3時間ぐらいで起きれますよー」なんて言って。

そして寝坊した。飛行機が出る直前に起きた。

こういうことは何度目だろう。無理なことを口に出して、そして案の定できないこと。

口に出すことが簡単すぎるのが問題なのではないか。

「来年ぐらい総理大臣になるよ」

ほら、こんなことも簡単に言えてしまう。自分の見通しの甘さは置いておいて言葉のせいにしたい。

公開録音の会場はプラネタリウムで、客席は真っ暗。すり鉢状のホールの一番下にステージがある。話してる最中も天井には星空が映しだされていた。そこで番組中に冬のリヴィエラがかかった。

真っ暗なドームで顔がよく見えない人たちに見下されながら森進一を聴く。夢判断したくなるような状況だった

女子力

エレベーターのなかで若い女性のグループが、今年の新人はキラキラしてる、うちのチームの女子力もアップだという話をしていたが彼女たちも十分女子だった。
リア充とかイノベーティブな会社とかと同じで女子力というのも想像上の概念なのかもしれない。どこかにあるらしいけどここにはないもの。

ガンダーラみたいな。猿と豚とカッパと坊主が歩いていくところだ。
なんだっけ、そういう予言されているけど見つかってないもの。ヒッグス粒子みたいなものか。

営業時間内

さっき新宿駅で「切符をお求めの方は営業時間内にびゅうプラザにお越しください」という音声が流れていた。

営業時間内に!

たいていの店はそうである。いや、すべての店は営業時間内でしか売ってくれない。

しかしこの気持ちはわかる。原稿書いてると気づいちゃいけない当たり前のことが気になり始めるのだ。

たとえば「ビールもらった」と書いたとき、別にタダだったわけじゃくて注文したのを受け取っただけなんだけどこんな書き方でいいかなとか考えてしまう。

「こちらが◯◯さんです」と紹介したとき、その人じゃなくてその人が着てる服を◯◯さんだと思わないだろうか、とか。

ふたつめのはうそだけど。

しかし営業時間内はけっこうハッとした。

おっさん広告

海外に行くと看板におっさんがよく登場している。

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インドでも見た気がする。たしかに料理やテーラーなど職人的なお店ではおっさんのほうが信頼できる気がする。

おっさんの広告的な価値がないのは日本だけなのではないか。すしざんまいだけである。

すしざんまいの社長人形を見て、お、すしうまそう、と思うかどうかもまた微妙な感じがあるけど。

FAXってなんなんだ

仕事でたまにFAXで送ってくださいと言われると大いに戸惑う。装置に慣れてないので表裏を間違えて真っ白のを送ってしまったこともある。しかも不便なだけで、レコードのアナログ盤や手紙のように「不便だけどぬくもりがあっていいですね…」的なことも言われない。

狭間のテクノロジーである。ただ不便なだけ。

30年ぐらいたつと「不便だけど温もりが…」と言われ始めると思う。順番でいうとふたつぐらい前のテクノロジー。

音楽配信に対してのアナログ盤、HD映像に対してのフィルム、ファミコンもそれに入っている気がする。温もりとか言われる系である。

そのあいだのレーザーディスクやMD、VHS、スーパーファミコンあたりがFAX的でおもしろいなと思う。FAXでご返信くださいだけは勘弁して欲しいけど。

 

 

 

ペッパーと赤帽

いつもデイリーで大物の運搬をお願いしている赤帽さんをペッパー(ロボットの)の仕事をしている人に紹介した。

それが夏のこと。最近その赤帽さんに会ったらペッパーを運ぶ仕事をけっこうもらったと感謝された。

ペッパーは開発者向けイベントを各地で開催しているが、宅急便で運べるサイズではないので赤帽がぴったりなのだ。軽トラ1台でペッパー数台乗るし、搬入・搬出も手伝ってくれるので丁寧に運んでくれる。

ロボットに奪われる仕事・そうでない仕事とかそういう話をよくネットで見かけるけど、ロボットが発達した社会で求められる仕事は赤帽だ。意外な展開。

その赤帽さんは「このまえイオンに行ったらペッパーが店番やってたよ、あいつ子どもに囲まれてたなー」と知り合い気分で言ってた。

ピッツァ

家のポストに入っていた宅配ピザのチラシに「ナポリピッツァをユネスコ世界遺産に!」と書いてあった。

………。知らんがな以外の感想がない。

いや、ピザはうまいと思うのだが、ナポリとか言われてもよくわからないし(ナポリ以外のピザってどんなのだろう?)、僕はイタリア人じゃないし。それはイタリア人の仕事だと思うのだ。

ユネスコって欧米の機関だからイタリアとかもう認定しているのかと思ったけど、意外だな…とか少し考えてみたけどやっぱりどうでもいい。

むしろここまで関係がないと応援したくなる。ナポリピッツァ。ピザじゃなくてピッツァ。

本名

確かネット対応のマリオカートが登場したときのことだ。

よくわからないままに名前を登録して始めてみたら、おれ以外みんなハンドルだった。しかもどう読んでいいかわからないような綴り。

その中に、林雄司。本名。

堂々としすぎだろう。

そしてものすごく下手。正月に子どもが集まってゲームやってるところにおじさん入ってきちゃった感が半端ない。

こうやって世間とずれていくんだなと思った。

母校と英語

 

 

 

 

僕が通っていた高校では入学時に在校生手作りの学生生活の手引をもらう。それを見る必要があって母校に行った。細かいことを冗談多めに書く文体で、なんだか僕の文章みたいで驚いた。こんなところに影響されていたのか。

体育祭では応援団に入って青春を体験しよう、というページの次に体育祭批判というページがあるのはさすが都立のリベラルさというか、ただ単にこいつ運動が苦手なんだろうなと思って大いに共感した。

 

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「同窓生の著作」という棚があったの僕の本もおいてもらった。辻井喬や阿刀田高、鎌田實といったちゃんとした本のなかにひときわIQの低い本が目立つ。

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帰りに学食で食べた天玉丼。かき揚げを卵とじしてある。ごはんの量が多くて午後眠くて仕事にならなかった。

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おにぎり50円。

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7月15日に英語でディスカッションするイベント(adtech tokyo international)に出ることになって、週に1回知人に英語を習っている。しかしこれまで英語を話す機会なんて、海外旅行のイミグレーションで「ホリデー」というぐらいしかなかった。それがディスカッションとは。

なのでこんなフレーズばかり練習している。かわす方向だ。

・だいたいわかったけど、もっと短く言ってくれない(わかってないとき)?
・なんでそんなシナリオにない質問するの?と逆ギレする
・あー、いま同じこと言おうとしてたのになー

なんでその仕事受けたんですか?とは週に1回ぐらい聞かれるのだが、僕もそう思っているので触れないで欲しい。

あれぐらい大丈夫だろうと思って高すぎる飛び込み台に登ってしまったことは誰でもあるだろう。

しかもだ、これを機に英語がしゃべれるようになるという雑な見込みを立てたので、その後のアメリカ出張もOKしてしまったのだ。8月7~9日に行われるJ-POPサミットというイベントで札束風呂を展示する。札束風呂なんて日本人にも説明しづらいのに、なんて言えばいいのか。

とりあえず「こんなに流暢な英語しゃってるけどおれ日本人なんだぜ」「だから日本語で話してくれてもよくてよ」という冗談を練習している。いま外国人タレントの気持ちがいちばんわかる日本人である。

イベントはサンフランシスコで開催される。その後ついでにシアトルにあるハトマスクの店にも行くつもりなのだが、サンフランシスコとシアトルってものすごく遠いんですね。同じ海沿いだから横浜・川崎ぐらいの感じかと思っていたよ。

高校でもっとまじめに英語を勉強しておけばよかった、なんてことは一切思ってない。社会人になって20年以上、よく英語を避けてこられた、よく頑張ったおれ、という妙な気持ちである。

来月には昼ごはんなに食べたとかどうでもいい話を聞いて、「ワーォ」とか言うようになってるのだろうか。なってるわけないな。