霞ヶ浦のDJ

年末にコミケに「なぞり地図」というなぞるための地図を出品した。

なぞりやすいように海岸線を薄く印刷した地図だ。

なぞって面白い地形として霞ヶ浦を入れた。

僕も知らなかったのだが、霞ヶ浦は3つの湖からなる総称なのだ。


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一般に霞ヶ浦と呼ばれているところは西浦という名前で、その隣りにある北浦、西浦と北浦をつなぐ外浪逆浦(そとなさかうら)の3つ湖ユニットが霞ヶ浦である。

気になったのは小さいながらも変わった名前の外浪逆浦である。ソト=ナサカ=ウラという存在感。 北浦と西浦がボーカルなら外浪逆浦がDJに違いない。イメージはm-floだ。

調べると、外浪逆浦の隣にはかつて、内浪逆浦という湖もあったが今は干拓されて住宅地になっているという。

ふーんと思ってグーグルマップで見てみたら、ものすごくくっきりと周囲から浮いている街があった。


たまらない。

ちなみになぞる地図には国分寺から多摩湖のあたりの西武線の路線図も入れた。あのへんの路線図は西武線に乗るたびに釘付けになる。

地図を作る過程であのあたりの西武線の始発と終着駅、交差するポイントを覚えてしまった。

だがほとんど乗ったことがない。いつか自分の、この机上の知識が正しいかを確かめに行きたい。

いつかオーロラを見たいんです!みたいな気分である。

週末に行けばいいのか。

なぞり地図の画像はこちらです。印刷して使ってください。

忘れられない景色

大学生の頃、下板橋駅近くの東武デパートの発送センターで梱包のアルバイトをした。

帰りに駅で電車を待っていたらホームにゴキブリがいた。外にいるゴキブリは動きが遅く感じた。家は狭いからゴキブリが速く見えるだけで、実はそんなに速くないのかもしれない。虫だし。

と思っていたら向こうから来た人が踏んだ。

意識して踏んだのではなく、歩いてきた人の足の下にたまたまゴキブリが入って、つぶれた。

その人はゴキブリを踏んだことに気づいてない。

僕は電車が来たので、帰った。

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忘れられない景色というけど、実際に残っているのは旅先で見た海とかではなくて、こんな景色だったりする。

炭酸入りのお茶2017

今年も炭酸入りのお茶が出た。

この定期的に現れては消える炭酸入りのお茶はなんなんだろう。

決定的な炭酸入りのお茶が登場する前の混沌だろうか。

ホモ・サピエンスが登場したとき、アフリカにはいろんな原人がいたらしい。だがホモ・サピエンスだけが生き残ったという。定期的に登場する炭酸入りのお茶はつまり人類発生なのではないかとか大げさに考えてしまう。

しかもだ。

炭酸入りのお茶は、生茶ザ・スパークリング(キリン)→ 伊右衛門 スパークリングドライ(サントリー)→TEAS TEA  グリーンティー Sparkling(伊藤園)と毎回チャレンジするメーカーが違うのだ。炭酸入りのお茶協議会みたいなのがあって、持ち回りでリリースしているのか、それとも大手メーカーをも操る巨大な組織があるのだろうか。そんな力があるのならもっと違うことをしたらどうか。自分で仮定して突っ込むのもどうかと思うが。

ふと気づいて検索してみたら炭酸入りのお茶については去年も書いていた。

炭酸入りのお茶

偉そうに、「世間は5年たつとお茶に炭酸入れてもおいしくないことを忘れてしまう」と書いているが、1年で忘れてまた似たような話を書いている。

「本日の主役」のタスキ

東急ハンズで「本日の主役」というパーティーグッズのタスキを見て、いろいろ想像した。

・映画「八甲田山」で雪山で行軍する兵隊がこのタスキがかかっていたら

・ヘレン・ケラーの家を訪れたサリバン先生がかけていたら

・オペラ座の怪人がかけていたら

いや、主役なんだけど。主役なんだけどタスキは違う。おもしろいけど。

正しいんだけど違う。

正しいんだけど違う、という状況が好きなのかもしれない。

偶然から生まれた発明

ウスターソースは余った野菜をためておいたら偶然できたのだという。

この偶然から生まれた話は多い。

ポストイット、ポテトチップ、紅茶、カビ、ペニシリン…。

本当かなと思うのだ。実は何年もむちゃくちゃ研究して作ったのだけど照れ隠しで「いや、偶然」って言ってないだろうか。

ミシンを発明した人の自伝を子供の頃に読んだ。ミシン発明のきっかけは夢だというのだ。

その夢というのが未開の地で現地の人にヤリで突っつかれている(その表現も今となってはだめそうだけど)シーンだという。

ヤリの先頭に穴が空いていてヒモが通っていたことがきっかけでミシンの機構を思いつきました、と書いてあった。

絶対うそだ。

むちゃくちゃ研究したはずだ。

Wikipediaにも書いてあるが。

しんとした時間

「僕らが高校生の頃、夜なにやっていたんだろう?」

そういう話を同世代の男性と話をしていた。

ネットもない、テレビは夜にはしっかり終わっていた。部屋でひとりで本を読んだりレコードを聴いたりしていた。

気に入った英語の曲の歌詞の意味を調べたり、気象通報を聞いて天気図を書いたり、ジェットストリームを聞いたり、暇だった。

もっと夜がしんとしていた気がする。

しんとした時間を堪能する「しんとした夜ナイト」ってイベントはどうかと思ったが、矛盾してる。

あ、思い出した。ファミスタばかりやってた。

トリップアドバイザーのテンション

海外に行くとtripadvisorを見てレストランを選ぶことが多い。

tripadvisorには日本のスポット情報も載っていて、海外からの観光客が英語でレビューを書いている。

英語は「あ、そう」がgreatで「わかった」がperfectになるぐらいほめ言葉がインフレを起こしているので(私感)、レビューのテンションがすごい。

ラーメン屋の一蘭のレビューをざっと見てもこんな感じである。

I Still Dream About This Ramen…
Oh boy…I keep falling in love with jfood.
4 thumbs up!
Raman Me Crazy
I wish there was one in London!!

ものすごくこの店行ってみたくなる(この前行った)。

築地市場も魅力的である。

One of my favorite places on EARTH.
Once in a Lifetime Experience
An Experience You Will Never Forget

渋谷の交差点も観光地として登録されていて(渋谷区で明治神宮に続いて2位の人気スポットである)いろんな人が感想を書いている。

そのなかに

A little smaller than anticipated, but quite fun.

「思ったよりも小さいけど面白い」というほぼマーライオンのような感想まであったりするので、この際5倍ぐらいの大きさにしたらいいんじゃないか。

しかしこれぐらいのテンションで暮らしていきたい、と思う。

少し違う

ロンドン・パリ・ミラノという冗談のような組み合わせでヨーロッパを巡ってきた。

看板や標識などは日本に似ているが、微妙にちょっとずつ違うのだ。

矢印の曲がりかたが日本の標識より直角


長い


この先にM1という地下鉄があることの案内。日本だとこういうときに上向きの矢印にするので逆である。こういう細かいところが旅の醍醐味だと思う。

サッシ類ははじめて見るものが多かった。風呂の窓の明け方がさっぱり分からず(エアビーで人の家に泊まっていた)、開け方がわかったときは写真に撮ってしまった。


ドア中央のねじを

回すと緩むので

それを上にあげる

そうすると下の窓が少しだけ上に動くのだ。最後の写真が夕方なのは、窓を開けた状態も撮っておかなければと思って撮ったからである。どれだけ窓に感動したのだろう。

ドアノブが真ん中についていた。泊まった家だけ間違えてつけたのかなと思ったが、古い家はどれも真ん中ドアノブだった。鍵穴は右隅にある。

パディントン駅にいたパディントン(駅の名前が由来になっている。日本なら上野に現れた上野太郎、みたいな感じだろうか)が妙にクマだった。

フランスの地下鉄の自動販売機、カードを入れてPINコードを入れる装置にボンジュールと表示されていた。液晶ながらフランス人である。

ミラノにマルイが!と思ったら排気口だった。

以上、ミクロな視点の旅行記でした。

あけましておめでとう

ディズニーランドはもうクリスマス仕様らしい。いま11月上旬なので奴らはあと2ヶ月弱クリスマスをやる気だ。

クリスマスから大晦日までが年末、元旦から5日ぐらいまでが正月である。

正月は短すぎる。

それどころか「いつまでも正月気分か」などと悪いもののように言われたりするのだ。クリスマスは2ヶ月もあるというのに!

そこで提案したいのは正月の延長である。

クリスマスとかぶってもいいから12月から1月の2ヶ月間は正月ということにしてはどうだろう。

いや、もう正月でいい。あけましておめでとう。

キャップを逆にかぶらない人生

キャップを逆にかぶらない人生だった。

そもそもキャップをあまりかぶらないし、ましてや逆さにかぶろうとしたこともない。つまり、スポーティーでもないし、やんちゃに見せようとしたこともない。

居酒屋で隣のテーブルに座ったキャップ逆さ男が話をしているのを見てそう思った。平行世界でもおれは彼ではないだろう。

以前は肘当てがついているツイードのジャケットを着ている人を見るとそう思ったのだが、徐々に着そうな気がしている。

キャップを逆にかぶる人生、軌道が交わらない遠い星のようだ。でも、いつかそうする日が来るのだろうか。