余計なお世話

散歩ルートに手形付きの表札の家がある。子どものものと思われる小さな手形だ。きっとその家の子どもだろう。

しかしこの愛情は重荷ではないだろうか、とか余計なことを考える。小さい頃はいいだろう、これ僕の手形なんだーと学校の作文で書くかもしれない。幸せ家族だ。

思春期になったときに、これ重いな…って思わないだろうか。心ない友人がだせーとか言わないだろうか。中学生の僕だったら言っただろうな(とさらに余計なことを考える)。そうなったとしたら次に手形について笑って話せるようになるのは、20代なかばぐらいなんじゃないか。

いや、世間はこれぐらいでひねくれずに慶応に入って商社で働いたりするのだろうか(偏見)。いや、もしかしてあの手形の子どもはもういないとかないだろうな。

表札ひとつで心がかき乱されるので散歩ルートを変えたい。

ことし面白かった読みもの

ことし面白かったウェブ記事を選んで欲しいという連絡があった。

自分の仕事に関係があることをだである体で書くと偉そうなので、ここからですます調になります。これです。

北関東3県は「宇都宮県」に 幻の28道府県案

この道府県案だと下関が福岡に入ってるんですよね。この記事を読む前に山口に行ってて、どうもここは福岡文化圏っぽいぞと感じていたのでしっくり来ました。この川尻記者の書く記事はどれもおもしろくて、1900年のオリンピックにハト撃ちという競技があったというこの記事(60m走やハト撃ち、都市計画… 驚きの五輪競技 )もたまらないです。

ネット媒体に載る記事ってソーシャルメディアで誰がなにを言ったとかスタートアップとか話題が偏っているので、こういうコンパクトな滋養みたいな記事をもっと読みたいと思ってます。

日経のライフ欄のほかに乗り物ニュースもよく読んでます。この記事など細かすぎる話題が最高です。

行先は「区画整理」? 一風変わったバス停が東京に登場

カラスヤサトシさんが毎日更新している4コマで、ひとコマ目からいきなりうんこ漏らしている話も忘れられません。

3年ぶりに漏らす

これを読んで僕もうんこ漏らした話とか書かなきゃダメだなと反省した記憶があります。ほかにも大住さんが腐ったハンバーガー食べていて、15年ぐらい前のインターネットが続いてる感じが心強いです(でもよく風邪をひいているので体に影響出てるのではないかと心配してます)。オモコロでARuFaくんが家を森にしていたのも笑いました。ARuFaくんはコメディに徹していて語らないから安心して読めます。

自分が関わった記事で言うと、どれも最高なので(しれっと書くけど)、とりあえずこれでいいです。

進化の順番で寿司を食べる

岸政彦さんの笑いについてのテキストもすばらしかったけど、これは発表が去年の10月だから対象外ですね。

笑いと自由

以上です。

どうでもいい話

 

 

わさビーフを週に2袋ぐらい食べる。

最近気になったのは「おなじみのキャラクター 新・名前が決定」である。

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たしか彼は「わしゃビーフ」という名前だったはずだ。キャラクターはそのままに名前だけ変わったらしい。

僕もわしゃビーフという名前がすごく好きだったわけではないのだが、新・名前が決定という前の名前がないことになっている感じは意外である。

「新・名前」ははじめて聞くタイプの日本語だが、新加勢大周や新快速と同じかもしれないし、しかしこの話はどうでもいい。

恋愛の現場

歌舞伎町に安い居酒屋がある。サラダ200円・冷奴150円ぐらい。
店員は国籍がいろいろで、男のウェイターなどは石膏モデルぐらい彫りが深いんだけど「ハムカツですか?チーズハムカツですか?はい。チーズハムカツいっちょー」などと言ってて味わい深い。

そこがいつ行っても混んでいるのだ。しかも女の子を必死に口説いてる男や、もうくっついてイチャイチャしながら飲んでいるカップルもいる。久しぶりに見る恋愛の現場である。

この前は、あの女の子に、と言って離れたテーブルの女の子に酒をおごっている男までいた。

いやいや、コロッケ140円のペカペカに明るい照明の店である。

飲みながら「若返るようですな!」と冗談で言ったりしてるけど、実際に若返っている気がしている。このまえ住さんと飲んでたら客の半分以上が金髪だった。それもいい。

iPhoneはリカちゃん

ハルチンというまんがで、リカちゃん人形を買ってもらったとき、頭に巻いてあるフィルムを外す瞬間がたまらないと言ってるコマがあった。

その後、デイリーの小道具でリカちゃんを買ったときにああこれかと思った。確かにたまらないものがある。

新しいiPhoneを買ったとき、ケーブルにフィルムが巻いてあるが、あれをとるときに似ている。どっちも熱狂的なファンがいるものなので、フィルムが巻いてあるとフェティッシュの対象になるのかもしれない。
ものを高く売りたいならフィルムを巻けという話か。

携帯買ったときのフィルムはがし放題のイベントをやりたいと思っている。塩鮭の皮だけ食べ放題とか全部の席がキャビンアテンダントの向かいの席の飛行機とか、まさかそれだけを!?ということがしたい。

毛虫と牛カツ

とある有名な牛かつの店、いちど入ったときに入り口にカラフルな毛虫がいた。

それ以来、あの店がうまいと人に言われてもあの毛虫しか思い出さない。ああ、あの毛虫の店ね。そう思ってしまう。

緑や赤などの派手な色で毛足が長かった。あの毛虫はなんだったんだろう。東京にいるはずのない毛虫なんじゃないか。

たしかカツはうまかったと思う。しかしあの毛虫は鮮やかだった。牛カツと毛虫、脳のなかで変なところの線がつながってしまった。

この本に載ってる毛虫ぐらい鮮やかだった。

サメを白目をむく

ナショナルジオグラフィックかディスカバリーチャンネルか忘れたけど、サメが狩りをするドキュメンタリーを見ていた。

2週間獲物にありついてないサメがようやくアザラシを見つける。気づかれないようにして真下から襲うのだが、直前に「目が裏返ってしまいました」とのナレーション。

なにそれ?  思いもしないうっかりである。

でもよく見えないながらもサメはアザラシを捕まえて久しぶりの食事にありついていた。そのあとも目が裏返ることについての説明はなかった。自分で調べたらサメは獲物を襲うときに黒目をひっかかれないように白目をむくらしい。

それならそうと言って欲しいが、ドジっ子だったらよかったのにな、とちょっと思った。緊張すると白目をむいちゃう女の子が出てくるラノベ。

解禁日・記念日

ボジョレーヌーボーに踊らされるタイプである。

もともとワインの味がよくわかってないのでなんだか薄いなぐらいの感想しかない。酒を飲む理由が欲しいだけだ。ハロウイーンも定着したし、他にもなにかの解禁日や日本に持ってこられるイベントはないだろうか(と考えている人も多いだろう)。調べてみた。

シュールストレミング解禁:8月第3木曜日(スゥエーデン)
生しらす解禁:3月(でもこれは湘南だけかも)
ザリガニ解禁:7月21日(フィンランド)
脂の木曜日・ポンチキというお菓子を目一杯食べる日:2016年は2月4日 (ポーランド)
パンケーキデイ:2016年は2月9日

パンケーキデイが有力だけど、うっかりザリガニ解禁日が流行ったりして欲しい。

乖離

乖離という語は難しいがわかりやすい。「乖」の文字の左右の離れっぷりが、乖離の意味にぴったりなのだ。

そういう漢字はないだろうかと一昨日ぐらいから考えているが、轢死の轢の字がひかれた感あるなというグロテスクなことしか思いつかない上にこれは10年以上前に書いた。

そして読んだ本を紹介して小銭を稼ぐコーナーである。

2日であっというまに読んでしまった。いかにひどい人だったかという話が満載。宇宙戦艦ヤマトが成功したときのパーティーで、このプロデューサーが獲ってきた魚を出したそうだが、それが全て密漁だったというエピソードが笑った。

そういえば金持ちのひどい話が好きで、こんな本も読んだ。

ランプの代わりにお札を燃やす人の話。昔の人のひどさではこの本に書いてあることもすごかった。

戦前の大胆な都市計画が載ってる。富士山の山頂まで鉄道通そうとしたり、琵琶湖を利用して日本海と太平洋をつなぐ運河を掘るので琵琶湖の水抜いちゃおうぜとか環境問題とか一切考えてない。すがすがしい。

次は本ではなくものすごくパリパリに固まるジェル。

レビューの「セメダインの様にバリバリに。」と書いてある。それ褒めてるのかよ、と思うようなレビューだがほんとにセメダインみたいになっておもしろい。もしかしたらプラモデルも作れるかもしれない。

衝動買いしたものの使いみちがないものオブザイヤーぐらいのフィギュア。みんなも買おう。

フォント差別

早い時間の相撲を見ていると力士のフォントが違う。幕下力士はふつうの明朝体だ。

十両以上だと番付文字というか筆文字になる。でも、どっちもフォントである。番付文字も別に手で描いているわけではないだろう。フォトショップみたいなソフトでチャカチャカっと作っているはずだ。

コンピューターを使った作業でコストの差がなくなってるのに、上下の区別をつけているのがおもしろい。

こういうむりやりな上下ってほかにないだろうか。

………すぐに思いつかないけど、インストールするだけでご利益があるおまもりアプリってあったらいいですよね。

おまもりアプリを開くと紙に包まった5円玉の画像が出てくる。おまもりだから。