FAXってなんなんだ

仕事でたまにFAXで送ってくださいと言われると大いに戸惑う。装置に慣れてないので表裏を間違えて真っ白のを送ってしまったこともある。しかも不便なだけで、レコードのアナログ盤や手紙のように「不便だけどぬくもりがあっていいですね…」的なことも言われない。

狭間のテクノロジーである。ただ不便なだけ。

30年ぐらいたつと「不便だけど温もりが…」と言われ始めると思う。順番でいうとふたつぐらい前のテクノロジー。

音楽配信に対してのアナログ盤、HD映像に対してのフィルム、ファミコンもそれに入っている気がする。温もりとか言われる系である。

そのあいだのレーザーディスクやMD、VHS、スーパーファミコンあたりがFAX的でおもしろいなと思う。FAXでご返信くださいだけは勘弁して欲しいけど。

 

 

 

クイズ形式の人

クイズ形式の人が苦手だ。

このまえ乗ったタクシーの運転手がクイズ形式だった。かつて炭鉱で働いていたという話をしはじめた。

「でもいっせいに閉山してしまったんです。なんでだと思います?」
「石炭出なくなっちゃったとか」
「いいえ、違います」
「………」
「さあ、なんでしょう」

正解が出るまで続くらしい。2時過ぎで飲み過ぎて意識もうろうとしているので寝たい。なぜおれは近代産業史クイズを答えなければならないのか。

ちなみに正解は海外の石炭を安く輸入できるようになったから。(普通!)

答えを聞くまでに500mは走っている。すべての話がこんな感じで進む。

「炭鉱事故の死亡原因は何だと思いますか?爆発じゃないんですよ」
「酸欠?」
「正解!」

うっかり正解してしまった。それでちょっと喜んでしまったのも悔しい。

ペッパーと赤帽

いつもデイリーで大物の運搬をお願いしている赤帽さんをペッパー(ロボットの)の仕事をしている人に紹介した。

それが夏のこと。最近その赤帽さんに会ったらペッパーを運ぶ仕事をけっこうもらったと感謝された。

ペッパーは開発者向けイベントを各地で開催しているが、宅急便で運べるサイズではないので赤帽がぴったりなのだ。軽トラ1台でペッパー数台乗るし、搬入・搬出も手伝ってくれるので丁寧に運んでくれる。

ロボットに奪われる仕事・そうでない仕事とかそういう話をよくネットで見かけるけど、ロボットが発達した社会で求められる仕事は赤帽だ。意外な展開。

その赤帽さんは「このまえイオンに行ったらペッパーが店番やってたよ、あいつ子どもに囲まれてたなー」と知り合い気分で言ってた。