互いに見てる

SPACESTATION ARというアプリを愛用している。国際宇宙ステーション(ISS)が通過する時刻と方角を教えてくれるアプリだ。

ISSは条件さえ良ければ地上から見える。流れ星よりもゆっくりと動く光る点に見えるのだ。

通過する1時間前に通知があるので、わりと見ている。

先月、関東の真上をISSを通過するタイミングがあったのだがうっかり忘れてしまった。知人が今日はよく見えたとSNSに書いていたことで思い出した。

また今度見よう、そう思った数日後、ISSに乗っている金井さんが宇宙から見た関東の写真をアップしていた。

僕が見逃したとき、ISSからも東京を見ていたのだ。見ればよかった。

手を振ればよかった。

見えないだろうけど。

知らん

テレビ埼玉のライオンズの番組を見ていた。OBが現役の選手にインタビューするコーナーで(選手は忘れた)

「正月は何してました?」
「実家の兵庫に帰ってのんびりしてました」

とテンション低いやりとりが続いたあと、

「正月なんで粕汁飲みました。 『東京では粕汁飲まないらしいよ』って兄弟に言ったら『知らん』と言われました。」

『知らん』で話は終わって別の選手インタビューに変わった。

おわり!?

ものすごくメリハリのない、ぼんやりした話である。

東京出身の嫁がいてびっくりしたとか、兄弟が驚いたわけでもなく。『知らん』。

正月のしんとした家が見えるようだ。

じみへんのワンシーンみたいな話である。いいものを見た。そうしみじみ思った。