SFホラー

火星が開拓されて観光地になると、すしざんまいができるだろう。

オープンに向けて資材を運んでいる宇宙船が故障することもあるかもしれない。

外壁に隙間ができて空気が漏れはじめるのだ。

ちょうど火星に持っていく途中のすしざんまいの社長人形が目について、それを隙間に詰めて応急処置をする。

だが、徐々に真空に吸い出される社長の人形。

宇宙船の窓から、さっきまでは頭頂部しか見えてなかったのに徐々に顔まで見えてくる。

空気がなくなるのも顔が見えているのも怖い。

というSFホラーを寝る前に考えました。

いちばん大きな無

なんでもでかい物を売っているGreatBigStuffというサイトがある。

でかいアウトドアチェア

でかいギター

でかいテイクアウトボックスもあった。

どれも消費社会の果てであるアメリカらしい商品でおもしろい。好きだ。

いちばんすごいなと思ったのはこの商品、「無」だ。Whole Lotta Nothin’ は強引に訳すと「たくさんの無のすべて」だろうか。

あなたが見たことないいちばん大きい無。まったくなにもない。インドアでもアウトドアでも使えて、ベッドルームやキッチン、ロケットにもマッチする。注文しても何も送りません。1ドル。

などと書いてある。

大きいだけじゃなくて、最大の無、みたいな暗黒物質みたいな話みたいになっている。消費社会の果てじゃなくて宇宙の果てだったか。

こういう商売がしたいなと思っているのは言うまでもない。どういうつもりなのか店主に話も聞きたい。

シール

ありがとうといい続けていたら出来たきれいな結晶、のシールというものがあったと人から聞いた。

水にありがとうと言ってしまう系の話だが、最後にシールになっているのがとてもおもしろい。いいと思っているのにシール。

・遣隋使が大陸から持ち帰ろうとしたありがたいお経、のシール
・アムンゼンに先を越されて落胆するスコット、のシール
・息子の帰国を願う野口英世の母の手紙、のシール

ありがたさが台なしである。

裏にのりが付いてる、いちど貼ったらおしまい、そもそもどこに貼っていいのかわからないというところで、いい話が駆逐されている。マグネットならいいかな…と思うがそんなことを考えさせないで欲しい。

でも、おもしろいからありがたいシールを作ろう。