考えさせられるテレビ

王様のブランチを見ているといろんなことを考える。

話題のデザートにのってる小豆がコガネムシだったらどうだろうとか、物件紹介のコーナーで全員のつなぎの色が同じだったらどんな絵になるだろうかとか。

気がつくと、もっと変にする方法をずっと考えている。

そこから転じてデイリーの企画のアイデアになったりしている。
虫っぽいデザートを探すとか(例えばだけど)。

ほかの番組ではこんなひとりブレストにはならないのだけど、王様のブランチだけは、なる。

あの凡庸さやテンポがちょうどいいのだろうか。いや、平日のワイドショーだと悪いニュースを伝えるのでそっちに反応してしまうのだが、それがないぶん自由に想像できるのかもしれない。

考えさせられる、とは社会問題によくつく形容詞だが、王様のブランチもなかなか”考えさせられる”だと思う。

南極探検

仕事ができる人に会うと「この人は南極探検に行っても生きて帰ってこれそうだな」と考える癖がある。

吹雪にあっても的確な判断でチームを危険な目に遭わせることがないだろう(むかし伝記で読んだスコットとアムンゼンのイメージである)。

逆の場合、「この人、全滅させるな」とか「この人はチームに入れないでおこう…」とこっそり思っている。

つまり、僕は会社員を始めてからずっと南極に行くメンバーを探しているのだ。

60ぐらいで南極に行くのかもしれない。

高菜

世間的にはすごく普通のことなんだけど、なぜか自分の人生ではしてこなかった、ということがある。別に避けてきたわけではないんだけど、たまたま現れなかったこと。

たとえば僕にとっては「日焼け止めを塗る」と「高菜を食べる」。

育った環境、そしておとなになってからもその習慣が身近になかった。

でも僕が普通にしていることでも、きっとやったことがない人もいるだろう。「甘栗を買う」とか。

高菜をよく食べて、日焼け止めを塗って、近所のコンビニがデイリーヤマザキ。そんなねじれの関係みたいな人生をたまに想像してうっとりする。