ホイコーローを食べてよい

むかし、なにかのプロジェクトのキックオフ飲み会でカラオケ屋に行った。二次会か一次会か忘れたが、なぜかそういう流れになった。

めいめいドリンクを注文するとき、エンジニアが

「ホイコーロー」

と言った。え、そういうのあり?!と全員思った。(打ち解けていたのでちゃんと突っ込んだ)。

マネージャーがアリスを歌ったり若手が安室奈美恵を歌うときも、彼は薄暗い部屋で笑いながらホイコーローを食べていた。

さっきそういうのありかよ!と言ったけど正直ホイコーローが羨ましかった。そこにいた大半の人がそうだったと思う。そういうのはありだったのだ。

いつでも僕らはホイコーローを食べてよい。自ら制限を設けるな、ということを彼は教えてくれたのだと思う。(ちょっともらった)

その後、彼はプロジェクトでとくに仕事をしているようすはなく、ホイコーローの思い出しかない。

24時代劇

時代劇などで武将が敵に文書を送ったとき、次のシーンでは敵方の武将がそれを読んで「なに!?」という。

しかし昔はメールなどないので、相手に伝わるまで1日以上かかるだろう。返事が来るのにまた1日以上。遠国だともっとかかる。その間なにをしていたのだろうか

たとえば「兵を集めよ!」と部下に指示したときも、兵が集まるまで1週間以上かかったと思う。まるで想像で書いているが。

実際の時間の流れで言えば

「〇〇氏に塩を送るのじゃ」「はっ!」
………………。
…………。
「……鯉に餌でもやるか」

「兵を集めよ!」「はっ!」
………………。
…………。
「……庭の松、伸びてきたな…」

となる。

24のように実際の時間で進むドラマがあったら大河の1年で書簡のやりとりだけで終わるだろう。

見たい。いや、見たくない。

しらふ

11月下旬に酒を飲むのをやめてひと月ちょっと経った。

完全にやめたわけではなくて忘年会とか人が集まるところでは飲んでいる。

酒を飲んで寝ると3時間ぐらいで起きてしまい、それからしばらくネットなどを見てまた明け方寝ることになり、生活に支障をきたしていた。

医者が酒止めてくれないかな~と思っていたけど、別に誰かに止められなくてもやめてよかったのだ。

やめてみると寝るまでずっとしらふで頭が冴えている。

僕は飲むとまじめなことを言ってしまう悪癖があるのだが、そのまじめな時間がなくなった。ずっとおかしなことを言っていられる。そしてそれを行動に移す時間もある。

酒をやめてから作ったものにもそれは現れている。


スポティファイを作る

これまでは言っただけで終わっていたアイデアかもしれないけど、形にすることができた。トリックないアートという記事もそうだ。

仕事じゃなくてもただ高いビルから砂埃を撮ったり、Google Earth Studioで新宿をうろうろするだけの動画を作ったりしている。 きょうは知人がロマンスカーに乗ると聞いたので経堂駅で待ち構えて通り過ぎる写真を撮った。

酒で無駄にする時間がなくなっていっそう時間を無駄に使っている。

こんなことを書くともう飲まないみたいだけど、禁酒を続けられる自信もない。