「地図なぞり」という本が出ます

地図をなぞるだけの本が出ます。「地図なぞり」7月7日発売。

もうamazonでは予約できるので今すぐ予約しましょう。(amazonへのリンク)

監修はあの古橋大地先生!養老孟司さん推薦!

有名かどうかよりも、なぞって楽しい地形を厳選しました。三陸のリアス海岸、サロマ湖、風蓮湖…。くちゃくちゃっとした線をなぞっているとあっというまにゾーンに入ります。比喩ではなく時間が溶けます。

意外に東京湾のカクカクした人工的な線もいいんですよね。台風の進路や分水嶺、石狩川は三日月湖だらけの地域を載せてます(みんな三日月湖好きでしょ)

▲もくじ

台風の進路をなぞっていると、真っ黒な海の上を孤独に進んでいる台風の気分になります。台風はマニアも納得の珍しい進路の台風を厳選。小笠原航路の線はほぼ直線なんですが、それだけに遠さを感じます。あと、関門海峡をすり抜ける航路は思わず息が止まります。

しまなみ海道は島から島へと渡る道をなぞってください。おお、こう来たか!と脳内で歓声があがります。橋げただけの島とかあるんですよね。

14年前、しまなみ海道から撮った写真。あの小さい島を上からなぞりたいと思った願いが叶いました。

まだ絶賛校正中で手元には赤字だらけのものしかないですが、野付半島もあるし、能登半島には能登島もしっかり入ってます。

最後のページは、東京から名古屋まで、東海道新幹線、東名高速、中央自動車道、リニア新幹線の路線を比べてなぞれる地図になってます。それぞれが富士山をどう避けるか、これまで避けるしかなかった南アルプスをリニア新幹線は突っ切ってるのが分かります。

細かすぎるとなぞれないので、ほどよくなぞれる線に丸めてあります(この作業が大変だった!)。製本も閉じにくい特殊な方法でなぞりやすくなってます。コーヒー用意してSpotifyとか聴きながらなぞると多幸感が溢れてきます。

そして移動が自由になったらここに行っておかないといかんな、という楽しいタスクを与えてくれます。

7月7日発売です。なぞって満足したらもう1冊買ってください。(amazonへのリンク)

模様になる千万両

海外のサイトに載っていた招き猫の画像を見てて気づいたのだが、小判に書いてある「千万両」の文字が模様になっている。


これが日本製の招き猫。「千万両」の文字は、読める


くっついて模様になってきた


細くなって模様として洗練された


完全に模様になった。

招き猫は海外でも人気があるらしく、海外で生産されているものもある。

海外の人がじゃあうちでも作るか!と思ったときに「千万両」という文字とは思わずに、なんがグニャッとした黒い模様を入れておけばいいんだなと思うだろう。コピーのコピーかもしれない。

かつて意味があったけどただの模様になったもの。埴輪とか沖縄の「のまんじゅう」のようだ。(最初「のし」と書いていたけどいつからか「の」だけになったらしい。)それがリアルタイムで起きている。

しかしこういうのって100年ぐらいかけて変わっていくのがグローバル化なのかネットのせいなのか短期間で起きているのがおもしろい。

まったく読めない招き猫が欲しい。