BigFaceBoxと死ぬかと思った

顔が大きくなる箱(英名 BigFaceBox)をいろんなところで展示している。海外にも持っていっている。

たくさんの人が顔を大きくしているのを見てて、「死ぬかと思った」に似てることに気づいた。

「死ぬかと思った」は18年前に僕が始めた投稿サイトで本にもなっている。文章の最後に「死ぬかと思った」をつけることがルールになっている。投稿は恥ずかしい話で、正直、死ぬほどのことではない。でも「死ぬかと思った」とオーバーに締めるのがおかしい。

大きい顔も死ぬかと思ったも、ちょっとしたアレンジで日常が輝くという構造は同じである。

別に輝いてはいないか。

顔を大きくするとたいていの人が写真に撮る。その写真をSNSにアップしたり友だちに送るのだろう。

もう僕らはネットの中に生きていて、知り合いも直接会うよりもネットを経由して見ることのほうが多い。つまり写真を見ているのだ。

だからかっこよかったりおもしろい写真が撮れるのが大事である。顔を大きくする箱はリアルだけど、すごくネットっぽいと思っている。

そのインスタ的な考えにしっくりくるのは、デイリーポータルZで記事に使える写真を撮ることをずっと意識してきたからだと思う。

一瞬でもいいからうまくいった瞬間の写真を撮る。

だからイベントにこれらを持っていくと意外に写真を撮るのが難しかったりする(すいません)。

そのなかでも安定度が抜群の顔が大きくなる箱の次回展示は8/18~20 六本木ミッドタウン。

http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/summer/kids/kids01.html

こういうの集めた展示をしてみたいが、それはただのトリックアート美術館な気がする。