ケーハク店主

急に中学生の頃のことを思い出した。1984年ごろの話だ。

上板橋にあった貸しレコード屋に「○○はいつ入荷です」という案内が貼ってあった。

その下に、店主敬白ではなく、敬白店主と書いてあったのだ。

しかもカタカナで、長音で。

「ケーハク店主」

と書いてあった。カードに蛍光ペンで、丸っこい文字だった。軽薄という言葉が流行っていたと思う。

それを見て中学生の僕は大人っぽくてかっこいいと思ったのだ。

今となっては恥ずかしいことだらけだけど、あれがまさに80年代だなと思って身震いする。