のぼり「たけつめ」

魅力のないのぼりの写真を集めている。

これまで見たなかでいちばん魅力がなかったのは「たけつめ」である。

(次点は用賀の不動産屋で見た「見積もり」)

のぼりを見かけて「お、丈つめしていくか!」とは思わないだろう。そんなことをしていったらズボンの裾がどんどん短くなってしまう。

「美容院」というのぼりも意外だった。のぼりを見たところで髪が伸びてなければ切らないし、伸びたらのぼりに関係なく切る。

どうやら自分の都合が大きいものはのぼりに向いてないようだ。

しかし、「カレー」「ビール」ののぼりを見るとどうして店に入りそうになるのだろう。カレーを食べること、つまり空腹だって自分の都合なのに。

自分の意思とはなんだろう。

「中動態の世界」ってこういうことだろうか(第1章しか読んでない)。

ところで「たけつめ」ののぼりは筑波でバスから見て写真を撮れなかった。もういちど行こうかな思うぐらい、見たい。