仕事みたいなゲームばかりやっている

パソコンでゲームをするようになった。

いちばんやっているのはトラックの運転ゲーム。荷物を指定された場所に運ぶゲームである。仕事だ。

次に買ったのがパソコンを修理するゲーム。

客から壊れたPCを受け取って、部品を交換する。交換したらまた箱に詰めて廊下に置いておく。完全な仕事である。

バスの運転ゲームもしばらくやっていた。このゲームの醍醐味は停留所にとめるだけではなく、チケットを売ってお釣りを渡す、車内のゴミを拾う、ヘッドホンで音漏れしてる客を注意するという細かい仕事があるところである。

この客には間違えてお釣りを多く渡したが「Thanks!」と言って座った。そして運転手にはペナルティが課された。バスの運転手の無念さが体験できる。

こんなゲームばかりやっているとSteam(ゲームのプラットフォーム)のほうも好みがわかってきて、仕事ゲームばかり推してくるようになってくる。

最近買ったのは高圧洗浄機のゲームだ。黙々と汚れを落としている。

パソコンでゲームではなく、仕事をしている。どのゲームでも、ゲームだから適当にやろうという気持ちは起こらず、事故を起こさない、きれいに汚れを落とそう、納期を守ろうという気持ちになる。

デイリーポータルZを20年近くやっていて、いまだにこれ仕事なのかな?と思うことがある。ゲームの世界でカチッとした仕事ばかりしてしまうのは、無意識にバランスを取ろうとしているのかもしれない。

最近、デイリーポータルZのために撮った写真。ゲームっぽくはない。