寝てる人2000
2000.11
新しいデジタルカメラを買って、鮮明に映るので楽しくて何か撮りたくて駅で撮るものを探したが、結局メモリカードに残っているのは寝てる人だった。
撮った写真をパソコンで加工していると、あまりにも鮮明に映っているのでだんだん不愉快になってきた。コメントを書いていると楽しい気分になった。
五反田
9月とは思えないぐらい暑い日。こうやって足を高く上げて寝ると気持ちいい。
でもそれは家でやれ。
ふくよかなおなかが特徴的。足元の数年前のナイキ風のスニーカーも痛々しい。横の人は寝てる人を睨んでた。心狭いぞ。
羽田空港
深夜の羽田空港の京急ホームすみで採取。
空港は不思議だ。なんで仕事で移動するだけなのにおっさんは昼食でビールを飲んでしまうのか。
この人は飛行機できたのか、飛行機に乗るつもりで来たのだけど乗れなかったのか。どちらにしろ見てるのはきっと飛行機に乗ってる夢。夢見るのはタダ。
立石
また立石。
昼間なのにミイラのように寝てる。足を伸ばしきってかばんを枕にする。スーツ系寝てる人のいちばんオーソドックスなポーズ。
勤め人らしい律儀さを感じることができる。就職してこの人が先輩でもなんとかやっていけると思う。
京急品川
熱帯夜のホームでとろけるように寝てた人。
このあと品川着の列車が到着して人がたくさん降りてきた。どこかで花火大会があったのかゆかた姿の女性もいた。
ゆかたの女の子、寝てる人、夏の終わりを感じます。
京浜東北線
飲むつもりだったお茶のペットボトルも志なかばで放り投げ、寝てる人。
JRが新しい車両の座席のまんなかに棒なんか立ててしまったので、なんだか無理な体勢になってしまった寝てる人。
首がつまってて、指人形のようで気持ち悪い。もしくは腹おどり。
大森海岸
ホームの暗闇のなかで寝てた人。
写真を撮ったときは真っ暗だったのだが、画像の明るさを補正してみたら寝てる人がうかびあがってきた。
びっくりしたのは僕が働いている会社の上司に似てること。でも違う人でした。念のため。
御徒町
うだるような暑さのなか、新たなポーズで寝てる人。
いや、寝てる人というより、プレ寝てる人かもしれない。寝てる人予備軍。寝てる人セピア。
この姿勢でよく寝ているのか、腕がよく焼けている。この人の後ろには御徒町名物の金の価格の電光掲示板がある。
京急品川
カジュアルな服装の寝てる人。うつってないけどゴム長靴を履いている。電車がきても乗る気配もない。
向かいの下りホームには会社員と思われる人たちが立って電車を待っている。みんな携帯をいじっている。
目の前の人のほうが面白いのに。
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